ラーメン好き化学者のアウトプット

ラーメン、甘いもの(食べること全般)が好きだけど、健康志向。専門は有機化学で化学メーカー勤務のアラサー。たまに卓球、音楽鑑賞、漫画。

アントシアニン

gwもそろそろ折り返しですね。

 

 さてさて

「ブルーベリーは体にいい」ってまあまあ聞くので、

最近は毎日のように食べてます。

ヨーグルトに入れて食べますが、ほんのり甘く酸味があって

おいしいです。

このブルーベリーにはアントシアニンが含まれてると聞きます。

 

そこで今回はアントシアニンについて書きたいと思います。

 

 

まずは構造から(アントシアニジン)

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wikipediaより)

 

置換基としてはヒドロキシ基が多い印象で、水溶性なものが多そうです。

 

wikiなどから情報もってくると

 

・アントシアンのうち、アントシアニジンがアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のこと

・フラボノイド(カルコンから派生する植物二次代謝物の総称)の一種

(フラバンの構造) 

{{{画像alt1}}}(カルコンの構造)

・pHによって赤、紫、青、青緑に変化(置換基にもよる)

・抗酸化作用をもつ

ポリフェノールの一種

国立健康・栄養研究所によれば、俗に「視力回復によい」「動脈硬化や老化を防ぐ」「炎症を抑える」などと言われているが、ヒトでの有効性・安全性については、信頼できるデータが十分ではないとされている

 

なるほどー。

 

リコピンを調べた時にも抗酸化作用があると出てきましたが、

また別の抗酸化作用のようです。

フェノール性ヒドロキシ基を持つ化合物(ポリフェノール類)

はヒドロキシラジカルに作用するのに対し、

リコピンなどのカロテノイドは一重項酸素に作用するとのことです。

 

そもそも体を酸化する「活性酸素」をよく聞きますが、

四種類もあるとは知らなかったです。

(スーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド)、ヒドロキシルラジカル過酸化水素、一重項酸素)

 

うーむ。

やはり調べれば調べるほどわからないことが出てきますが、

少しずつでも知識の幅を広げていきたいと思いました。