スルフォラファン
前の記事でサラダを紹介しましたが、
そこで使ったブロッコリーによく含まれているといわれる
スルフォラファンについて書きます。
まずは構造
イソチオシアネート構造を含むんですね。反応性高そう。
植物細胞の中では前駆体であるスルフォラファングルコシノレートとして存在するようです。
(R=-CH2CH2CH2CH2S(=O)CH3)
これがミロシナーゼによって分解されてスルフォラファンになります。
特徴的な香味成分であり、昆虫などに対しては忌避物質として働く。
スルフォラファン(イソチオシアネート)にはいろいろな効果があるようです。
・坑糖化、坑酸化作用
また、抗酸化酵素に働きかけるという間接的な働きをするため、作用が3日続くというのが特徴的です。
・解毒(抗がん)作用
①解毒酵素の発現誘導
②がん細胞のアポトーシス誘導
・肝機能の向上
・ピロリ菌の殺菌
情報元まで詳しく見てませんが、とりあえず色々と効果があるんですね。
こういう情報を知ってから、ブロッコリーを食べる頻度が増えましたw
また、ブロッコリーに限らず、アブラナ科の野菜(カリフラワー、カブ、大根、キャベツ、白菜、クレソン、ルッコラ、チンゲン菜)にも含まれてるみたいです。
特にブロッコリースプラウトに多く含まれているらしいので、
そのうち買ってみようかと思います。